■ 北海道の生産者の中には、消費者の安全を第一に考え、手間隙かけて食物を育てている方たちがいます。私はそんな生産者さんとお客様の味覚とを結ぶ「橋渡し役」なのです。
どうすればおいしい料理を作れるのか?お客様に喜んでいただけるのか?いつも
必死で考えていました。しかしその考え方は調理の技術だけではないことは皆さんもわかっていると思います。
調理の技術がすぐれていても、食材の良し悪しはごまかせません。食材そのものが良くなければなにも始まらないのです。
それを決定的に気づかせてくれたのは、イタリアでの「サグラ(収穫祭)」、そして北海道で消費者の食の安全を真剣に考え、素材本来のおいしさを大切にしている“生産者”の方々との出会いがあったからです。自分たちの住んでいる土地で生産されたものをおいしく、感謝しながらいただく・・・。これが基本だと・・・。
大地に苗を植え、日が昇り、雨が降り、季節が移り変わり・・・そして実りを迎える。
私は、このありのままに育った生産者の思いと食材のおいしさを損なうことなく皆さんに伝えて行く橋渡し役になりたい・・・そう考えています。
生産者を1件づつ訪れ、この目と舌で確かめた食材を使った料理をこれからも皆様に提供し続けたいと思っております。